動きだした景色を背に 遠く手をかざして
群青に塗った空は そっとはじけた
透き通る雨 架かってた虹 僕の瞳に輝いて
映し出した日々の影を 思って泣くのな
ここにある辛辣なる感情 切り取ってく度に
束ねてく言葉
抱えた熱の色に もうどうしようもなくて
何も変わらないなと そう呟いた
届かない距離 十読む月日 二つの心今辿って
繋がったはずの指にとまどって逃げた
ここにある切実なる感情 癒される度に
束ねてく言葉
去り行く季節に 心は晒されて
いつか巡り会うと そう信じて
浮かべては消した 拙い思い出を
紡ぎ続けてくよ ずっと
戸惑い描く削れたメロディ このまま置いていくつもり
くるくる回すペンの先が 巡る残像がぼんやりと
はさんだ栞色褪せては 先を開けずたなびいている
言葉よりもずっと遠く届く声を 殺して 叫んだ
ここにある追憶ある感情 かき消してく度に
束ねてく言葉
吹き抜ける風に 心はさらわれて
いつか巡り会うと そう信じて
破れては願う 拙い思い出を
紡ぎ続けてくよ ずっと
紡ぎ続けたいよ ずっと